各海区の北海道沿岸水温情報を月3回計測し、過去10年間の同時期の平均水温とともに公開しています。

北海道沿岸水温情報

	3月上旬
日本海区	5.5（5.1）+0.4
津軽海峡区	6.0（5.4）+0.6
太平洋海区	1.8（1.5）+0.3
根室海区	-0.5（-0.4）-0.1
オホーツク海区	2.4（0.3）+2.1

注：( )内は、過去10年間同旬平均水温、±はその差を表す

3月の沿岸水温は、日本海区、太平洋海区、根室海区、オホーツク海区では時期の経過とともに順調に上昇しましたが、一方、津軽海峡区は上旬から中旬にかけて上昇し、下旬は下降に転じました。3月下旬は、前月下旬と比較をして0.7（津軽海峡区）～3.3℃（オホーツク海区）高くなっており、最も高い海区は日本海区の7.0℃、次いで津軽海峡区の6.3℃、最も低い海区は根室海区の1.2℃でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また、10年平均と比較をすると、上旬は根室海区のみが0.1℃低く、ほかの海区では0.3（太平洋海区）～2.1℃（オホーツク海区）高くなりました。中旬は0.2（太平洋海区）～3.8℃（オホーツク海区）高く、下旬も0.3（津軽海峡区）～3.7℃（オホーツク海区）昇温、太平洋海区のみ同水温となりました。